時間に融通がきくのがパートの一番の魅力

ところが、政権交代と同時に、アベノミクス政策を大胆に推進した結果、世の中の正社員の数は減少傾向、そして、経費の掛からない非正規雇用者の数は激増してきています。減退に至るまで、その傾向は続いているので、現在では企業に働く全体の約4割もの人たちが、非正規雇用者ということになっています。企業側としては、経費が掛からないので大助かりですが、働かされる若者たちはたまったものではありません。
それで、給与や休みの面の待遇が、少しでも良い企業に、これらの若者たちは流れる傾向にあります。時間にある程度融通がきくのが、パートタイムジョブの一番の魅力となっています。いまでは、この流れは、若者たちだけではなくて、女性や65歳以上の高齢者にまで波及している状態です。政府の考え方としては、パートなどでも同一作業では同一賃金をめざしていますが、企業の協力が不可欠です。
ピックアップ